2018第10回首都圏私立中学校チャンピオンズカップ決勝戦と3位決定戦が
埼玉スタジアム2002第2グラウンドで行われた。
決勝戦は東京都代表の東海大菅生中が千葉県代表東邦大東邦中を延長戦の末に破り
2年連続4回目の優勝を果たした。
相手の出方を探りあう前半
試合は、決勝戦特有の緊張感が張り詰める中繰り広げられた。
前半は両チームとも失点しないことを第一に、相手陣内でのプレーを心掛けたため
長めのパスでの攻撃が目立つ。
しかし鍛えられた両チームのDFラインを崩すことは叶わない。
勝負の後半へ
そして迎えた後半。
互いのチームとも固さが取れ、本来の動きを徐々に取り戻す。
東邦大東邦中の豊富な運動量とサイドからのアーリークロス。
東海大菅生中の全選手が連動したパス回し。
それぞれが特徴を活かしたプレーが随所に飛び出し、あわやゴールという場面も何度かあった。
しかし最後のシーンではDFが体を張り、決定的な攻撃を阻止する。
そして試合は延長戦へ。
その延長戦も一進一退の攻防が続き、PK戦がよぎり始めた延長後半残り3分。
東邦大東邦中GKにボールが入る。
クリアーしようとするGKに対し東海大菅生中小林が果敢にアタック!
GKがクリアーしたもののボールは小林の体に当たりそのままゴールへ!
東海大菅生中が土壇場で値千金の1点を挙げる。
そして試合はそのままホイッスル。
延長戦を制した東海大菅生中が2年連続4度目の優勝を飾った。
■決勝戦
東海大菅生中1(0-0 0-0 0延前0 1延後0)0東邦大東邦中
■得点
延長後半2分 小林(東海大菅生)
■3位決定戦 多摩大目黒中ー國學院久我山中
後半一気!國學院久我山中3位
0-0で折り返した後半。
立ち上がり早々國學院久我山中は怒涛の攻撃をみせる。
後半1分に右サイドからのクロスに相手DFがオウンゴール。
さらに3分には植木のミドルシュートがネットに突き刺さる!
攻撃の手を緩めない國學院久我山中は9分にも安藤がゴールを挙げ3点目。
対する多摩大目黒中をPKの1点に抑え快勝した。
國學院久我山中3(0-0 3-1)1多摩大目黒中
■得点
31分 OG(國學院久我山)
33分 植木(國學院久我山)
39分 安藤(國學院久我山)
54分 鵜野(多摩大目黒)
本日をもって2018第10回首都圏私立中学校チャンピオンズカップは全日程を終了しました。
笑顔と感動そして涙、素晴らしい仲間と戦った20日間は一生の宝物だったことでしょう。
この大会をステップに、選手たちのサッカー人生がより豊かなものになるよう願っています。
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